公開:2019/09/22 Mika Itoh │更新:2019/09/22
大竹駅を橋上駅舎に建替え、自由通路や駅前整備も
JR大竹駅が2020年末完成を目指し「こいのぼり」や「和紙」をイメージした新駅舎に生まれ変わる。駅の東西を結ぶ自由通路の整備に、橋上駅舎化、駅の東側にも駅前広場が整備される。
各駅の橋上駅舎化を進めるJR西日本が、大竹駅の整備について新駅舎の完成イメージを発表しました。
大竹駅の新駅舎 西側イメージ図
JR大竹駅は、駅周辺の回遊性向上のために駅の東西を結ぶ幅4m・長さ127mの自由通路を整備するほか、橋上駅舎、駅前広場の整備などを行う。
以下は現在の大竹駅舎。
新駅舎には、上り線・下り線の各ホームに1基ずつエレベーターが設置され、東口・西口広場にも1基ずつ設置される。
なお、完成イメージ図については発表時点のもので、今後の実施計画や協議により変更となる場合もあり、確定したものではないとのこと。
大竹駅の工事は2019冬着工、完成は2020年末を目指す
自動改札は橋上へと移動し3通路となり、券売機は2台設置される予定。駅舎のコンセプトは以下。
大竹駅の新駅舎 東側イメージ図
- 駅舎からの見晴らしも楽しめる機能デザイン
- 明るく快適な空間と自然換気・自然採光を採用した環境デザイン
- 駅舎外観は落ち着いた色合いで「和紙でできたこいのぼり」をイメージ
駅舎デザインは、市が市民に向けて実施したアンケートで特に多かった「大竹和紙」と「こいのぼり」という意見を反映させたとのこと。
大竹駅の新駅舎 全体イメージ
駅の西口・東口の駅前広場には、ロータリー、タクシー乗り場、バス乗り場(西口のみ)、一般車駐車場、駐輪場(東口に新設)がつくられる予定となっています。
大竹駅の新駅舎工事は、2019年冬ごろに着工予定で、2020年末の開業を目指す。
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