コカ・コーラ新広島工場、西日本豪雨被害からの復興で6月稼働開始
コカコーラの本郷工場が西日本豪雨により被災。2020年6月、これに替わる新工場「コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 広島工場」がついに稼働開始となりました。新工場は生産能力などパワーアップ!
西日本豪雨の被害を受け操業を停止したコカ・コーラ本郷工場に替わる新工場、
コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 広島工場 が広島県三原市沼田にて2020年6月1日に稼働を開始しました。
広島工場外観
本郷工場は平成30年の西日本豪雨で沼田川が氾濫し浸水、甚大な被害を受け稼働を停止。
これに替わる新工場として、三原市内から南約4キロの場所に広島工場を竣工。ここは中四国エリア内における製品供給の中核を担う存在となります。
製造ラインの自動化・最新IoT技術導入により、生産能力は以前と比べ約1.5倍(1分間に小型ペット900本の生産が可能に)などパワーアップしています。製造品目はお茶・コーヒー、炭酸・スポーツ・果汁飲料など。
広島工場製造ライン
最終的にはアセプティック(無菌充塡)ライン2ラインとなる予定だが、2020年6月現在は1号ラインのみ。2号ラインは第3四半期に稼働予定。
新工場の稼働開始に際し、コカ・コーラボトラーズジャパン(株)執行役員SCM本部長ブルース・ハーバート氏は以下のようにコメント。
このたび2018年の浸水被害から本郷工場に替わる工場として広島工場を同じ三原市内に新設することができました。
広島工場を新設するにあたって、災害リスクの軽減と製造能力増強の使命がありました。プロジェクトに参画いただき、ご尽力いただきましたみなさまへ、この場をお借りしまして感謝申し上げます。これにより4月に再稼働した本郷自動倉庫と合わせ、中国・四国エリアへ安定した製品を供給できるものと考えております。
私たちはこれからも、広島工場を通じてこれまで以上に広島の復興と発展に寄与していきたいと考えています。
◆コカ・コーラ 広島工場に見学施設が完成、体感ブース・バーチャル見学も
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