公開:2016/06/23 Mika Itoh │更新:2020/03/02
シネツイン 閉館、広島本通りのミニシアターが27年の歴史に幕
- タイトルとURLをコピー
- 広島市 中区 スポット 観光
広島市本通りにある映画館 シネツインが閉館することを発表。閉館日は2016年10月31日で、入居するビルが老朽化に伴う建て替えを行う事がキッカケ。
広島の映画館「シネツイン」が、2016年10月31日で閉館する。シネツインは、1989年にオープンした広島市中区本通りのビル「アペックス2」の地下に入っていたミニシアター。
建物の老朽化が原因でビルを建替えることになり、閉館を決意したとのこと。
シネツインと名の付く映画館は「シネツイン本通り」のほかに「シネツイン新天地」がありましたが、フィルム映写機で上映していた為、新天地も2013年末に閉館しています。
シネツイン、27年愛された広島のミニシアター
ビルの階段を地下へと降りてくと、小さく可愛らしい受付があります。シネツインの劇場は90席(9席が10列)。中に入ると、以下のような雰囲気となっています。
映画が上映されるまでの間、天井は星空のようになっています。
フカフカの席。
ドリンクホルダー付きの小さなテーブルが、各席に取り付けられています。
シネツインには、デジタル映写機や35ミリ映写機も残っており、他では見れないフィルム作品も上映可能のため、「シネツインさよなら興行」として、閉館(10月31日)までは旧作をできる限り上映していく予定とのこと。
ビルの建て替えが理由の為やむを得ない事ですが、閉館してしまうのはとても残念です。運営会社の序破急は、八丁座(2スクリーン)とサロンシネマ(2スクリーン)で引き続き映画を楽しませてくれるとのこと。
ここ数年で閉館した、広島の映画館
- 2005年 アルパークドライブインシアターOWL(西棟屋上)が11月閉館
- 2008年 松竹東洋座と広島名画座が閉館(現在は八丁座に)
- 2009年 4月にアルパークシネマ(東棟6階)が閉館(現在は北棟に109シネマズ)
- 2009年 9月に広島スカラ座が閉館
- 2009年 11月に広島東映・広島ルーブルが閉館(現在はサロンシネマに)
- 2011年 4月末に呉シネマが閉館
- 2011年 8月末に広島宝塚が閉館
- 2013年 12月にシネツイン新天地が閉館
- 2014年 夏にシネフク大黒座が閉館
この記事のタイトルとURLをコピー
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- 変面ショーや伝統衣装体験など、四川を体感できるイベント 広島で開催
- 東急ステイが広島初進出、中長期滞在型アパートメントホテルが2026年オープン
- 広島市中央公園で空飛ぶ銀のモニュメント、これ何かしってる?
- 500円から作れる自販機「ユニパッチン」自分だけのサンフレユニフォーム型キーホルダー
- 芝生にサウナ・カフェ・遊具!HiroPa(ヒロパ)広島都市部のセントラルパーク誕生
- 広島の中国庭園・渝華園(ゆかえん)が移設完了、緑が綺麗な新スポットへ