ヒロシマエバヤマザクラ、広島にある珍しい桜を見に行こう!
広島市天然記念物に指定されている推定樹齢約160年の「ヒロシマエバヤマザクラ」は、江波山公園にて見ることができます。
ヒロシマエバヤマザクラ を知っていますか?ヒロシマエバヤマザクラ とは広島市指定天然記念物「江波山のヤマザクラ(ヒロシマエバヤマザクラ)」の事で、広島市中区江波にある
江波山公園に咲く山桜の大木です。全国的にも珍しい桜なのだそう。
エバヤマザクラは、“ヤマザクラ” の突然変異種。
樹高は約14m。樹齢は約170年というもので(2021年の気象館紹介文による)、一枝に花びら(花弁)が単弁(5枚ほど)~重弁(多いもので13枚)の花が混じりあって咲き、
重弁の場合でも花弁が重ならず平らに開き、花梗(かこう / 花をつける柄のこと)が通常の2倍ある などがヒロシマエバヤマザクラの特徴。
淡いピンク色の花がびっしりと咲くため、ボリュームがあって豪華に見えます。また、花が咲く時期と同じくして枝の先から若葉も少し出ているのも特徴的だなと個人的には感じます。
幹の一部が折れるも、力強く咲くエバヤマザクラ
江波山気象館によると、令和3年8月に園内にあるエバヤマザクラの一部の幹が倒れてしまったそう。稀少なエバヤマザクラは支柱で支えるなどし、大切に管理・見守られています。
なお、エバヤマザクラの開花はソメイヨシノと比べて約1週間~10日前後 遅いようです。
広島市江波山気象館のホームページではヒロシマエバザクラ を含む、桜の開花状況が紹介・更新されていますので、事前にチェックしておくとよさそうです。
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