広島城三の丸 整備事業、お城の周り華やぐ未来予想図! 2026年の完成目指し
広島城三の丸整備事業について、広島市は事業者を決定。茶道上田宗箇流が監修したカフェや体験型アトラクション、マルシェやキッチンカーなども登場する多目的広場などの計画案も発表されました。
新たな観光拠点・おもてなし空間の創出を目指す「広島城三の丸」の整備事業について、広島市は整備や運営を行う民間事業者を決定。中国放送を代表とする企業グループ「広島城アソシエイツ」が選ばれました。

提案イメージ
また、現時点での計画概要も公表。
整備エリアを4期にわけて、順次オープンしていく予定。開業時期と流れは、以下を目標に進められる見込みとなっています。
広島城三の丸整備等事業、開業のながれ

- 2023年4月1日
- 中央公園バス駐車場
- 2025年3月頃
- 広島城三の丸 第1期エリア(南側)
- 2026年9月頃
- 広島城三の丸 第2期エリア(北西部)
- 2026年度中
- 広島城三の丸歴史館
中央公園バス駐車場

かつて「広島市中央バレーボール場」があった場所は、大型バスが60台駐車可能な大型バス専用の駐車場へ。
また、オンライン予約システムを導入して利便性を向上させる。
広島城三の丸 第1期エリア
城南通り沿いに面する「広島城三の丸 第1期エリア」には、観光バス乗降場、商業施設、平面駐車場を整備。

商業施設では広島の食や産品を扱い、市民や観光客がワクワクするような歴史や文化体験ができる体験型アトラクションも展開予定。

一般利用可能な平面駐車場は、最大69台駐車可能。駐車場の一部を利用してマルシェやキッチンカーなどが登場する小規模イベントも、随時開催される予定。
広島城三の丸 第2期エリア
お堀を臨む景観を生かし、茶道上田宗箇流が監修したカフェを出店。

またイベントステージも整備し、神楽や縁日など様々なイベントで利用される。

イベント開催の無い時には、ステージをデッキスペースとして活用。多目的広場として賑わいを創出する。
広島城三の丸歴史館
老朽化と耐震不安の問題から建替えが検討されている広島城天守閣は、2025年度後半に閉館する方針であることを広島市が示しています。
現在、広島城天守閣に展示・収蔵されている武具や古文書などの資料は、新たな展示スペースとして新設される「広島城三の丸歴史館」に移動。なお、広島城三の丸歴史館の1Fには観光案内所も置かれる予定となっています。
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