お湯は厳禁!フロントガラス凍結対策のコツ
冬場は車のフロントガラス凍結に悩まされる季節。凍結対策はどういった方法が一番良いのでしょうか?
寒い季節となり、朝早くに車で出かけようとしたら 「フロントガラスが凍結して溶かすのに時間がかかって危うく遅刻しそうになった…」なんてエピソードが出てきそう。
フロントガラスの凍結時には「お湯をかけてワイパーを動かす!」
というのはやりがちな対策法ですがロードサービスなどを行うJAFによれば、このやり方は「急激な温度変化でガラスが割れたり、低温下では解けた水がすぐに凍り付くこともある」そう。
また、無理にワイパーを動かすと、ゴムやモーターを傷めてしまう原因となるそうでどうやら一番やりがちな方法は間違いだらけ。
ではどうすればフロントガラスの凍結を防いだり、早く溶かすことができるか?をJAFが3つのミニバンを使い、実験しました。
車の窓ガラス凍結の対策方法!
フロントガラスの凍結対策としては
- 水分をはじく「撥水剤」をあらかじめ塗っておく
- 凍結防止のフロントカバーをかける
- デフロスターを使用する(フロントガラスに温風)
- 解氷剤を使用する
があり、それぞれJAFが実験したところ、以下の表のような結果になったという。
対策なしの場合 | スノーブラシのスノースクレーパー(ヘラ)を使っても凍結は取り切れない。さらに解氷剤やデフロスターで溶かす必要がある |
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撥水剤を塗る | 表面は凍結していたが、スノーブラシのスノースクレーパー(ヘラ)を使うと、簡単綺麗に取り除くことが出来た |
カバーをかける | カバーを外すと、内側はまったく雪がなく凍結もなし。カバーを外せばすぐに走り出すことが出来る |
JAFがおすすめ、車のフロントガラス凍結に効果的な「フロントカバー」
JAFの実験結果から見ると、「早く出発ができる」順番は以下のような結果となりました。
- 凍結防止のフロントカバーをかける
- 解氷剤を使用する
- 水分をはじく「撥水剤」をあらかじめ塗っておく
- デフロスターを使用する(フロントガラスに温風)
比較的温暖な地域出身の筆者は「フロントカバー」というモノがある事自体初めて知りましたが、寒冷地ではよく売れているようです。
また、「ワイパーを立てておく」というのもポイントのようです。最近のクルマは暖気しなくてもそのまま走りだせる事からもデフロスターで溶けるのを待つのはエコではない。
「凍結は毎日ではない」という地域の方は、いざという時のために解氷剤を持っておくといいかもしれません。
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