伊能忠敬も滞在した旧柴屋住宅、ももへの手紙 主人公の家モデルにも?
旧柴屋住宅は、江戸時代の街並みが残る大崎下島(広島県呉市)の御手洗地区にあり、中に入って見学することが可能です。伊能忠敬が身を寄せたこともある歴史ある建物です。
呉市豊町の御手洗地区(大崎下島)にある、旧柴屋住宅。一見、ただの「大昔の家がきれいに保存されている建物」にしか見えなかった 当編集部ですが、中に入ってびっくり。
映画 ももへの手紙 で、主人公の「もも」が引っ越して来た先の家に似た要素が沢山あり、ここがモデルになったのではないか?と思うほど。
大崎下島 を中心に、ももへの手紙のロケ地になったスポットが紹介されている 瀬戸内宝しまガイドマップ には掲載されていませんが、「ももの家」を感じるポイントなどもご紹介します。
ももへの手紙 登場人物と記念撮影も撮れる!旧柴屋住宅
旧柴屋住宅は無料で一般開放されていて、写真撮影も可能。ももへの手紙 聖地巡礼(ロケ地巡り)の観光客も多く訪れていました。
劇中に出て来たと思われるものは以下のように▼
居間(「妖怪を見た」と誰にも切り出せないもも が、おじいちゃんに打ち明けたり レモン羊羹を一緒に食べたりしていた、あの居間にソックリ。)
階段(妖怪たちが住み着いている2階への階段。とても急。)見学者は立ち入る事ができないのでご注意を。
時計(家を管理するおじいちゃんが、「壊れて修理のしようがないけど、なかったら寂しい」と愛着を持って飾り続けていた時計)
というところ。また、ここには ももへの手紙の登場人物と一緒に同じポーズをとって写真がとれる等身大(?)パネルが用意されています。
旧柴屋住宅はまた、日本で初めて「地図をつくった人」として知られる 伊能忠敬が1806年に測量の為に大崎下島に着たとき、ここに滞在していたのだそう。
NHKのドラマ「火の魚」でも 主人公の家として登場したこともあるようで 旧柴屋住宅は言わずと知れた 聖地巡礼スポットだったのです。
町並み保存地区内にあるので、昔にタイムスリップしたかのような気持ちになれる そんな旧柴屋住宅なのでした。
▼旧柴屋住宅
住所:広島県呉市豊町御手洗字常盤町
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