公開:2020/12/12 伊藤 みさ │更新:2021/11/04
ドリミネーション中止・平和資料館 休館へ、広島県・市が新型コロナ「集中対策」へ
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- 広島ニュース
新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、広島県・広島市は2020年12月12日より約3週間の「新型コロナ感染拡大防止集中対策」を実施。急遽 公共施設の臨時休館も実施へ
広島県と広島市が連携し、2020年12月12日より約3週間の「新型コロナ感染拡大防止集中対策」を実施することを発表。
人が集まり「密」が発生しやすい ドリミネーションなどのイベントを中止、広島平和記念資料館や安佐動物公園といった公共施設を臨時休館としています。
写真は広島平和記念資料館(過去撮影したもの)
広島県が2020年12月11日に発表した内容によると、
広島においては11月下旬以降、広島市内を中心として新型コロナの感染者数は急増。感染状況は県内全域にわたって拡大基調にある。
国が示している感染状況の指標によれば、広島県は現在のところ「ステージ2(感染者の漸増及び医療提供体制への負荷が蓄積する段階)」。このステージが「3」になると行動制限が必要となってくる。
県は「行動制限を行えば、県民の日常生活、社会経済活動への影響が大きい」とし、国の設定する【ステージ3】に至る前に感染拡大防止に向けて対策を講じるため独自の警戒基準を設定。
12月10日までの県内状況データですでに最大の警戒基準値に近い状態であることから、2020年12月12日~1月3日まで広島県・広島市「新型コロナ感染拡大防止集中対策」を実施する。
新型コロナ感染拡大防止集中対策とは
広島市の感染者の新規報告者数が急増している現状から、このままでは県全体に感染が拡大する恐れがあるとして
・広島市民
・広島市内の飲食店
・広島市内の事務所・事業所
・全県民・全県内事業者
へ、感染拡大防止のための呼びかけをそれぞれ行っています。
マスクの着用の徹底を!感染事例ではマスクを外すシーンが共通してみられるという
呼びかけ内容としては基本的に「3密回避」「マスク着用」「手指消毒」「外出機会の削減」といった基本的な対策の徹底、事業者へは換気やパーテーションの設置(設置支援制度適用も)などがあり。
また、年末年始の帰省の自粛検討を呼びかけています。(広島県と感染拡大地域との間での帰省/広島市と市外の地域との間での帰省)
広島市ではこの「集中対策」実施に伴い、広島市所管施設の臨時休館を発表。
各区民センター・図書館・スポーツセンターをはじめ、博物館・美術館・資料館(こども文化科学館・交通科学館・広島城・現代美術館・平和記念資料館)、安佐動物公園、植物公園、競輪場なども臨時休館へ。早い施設だとすでに12月12日より休館期間に入っているところもあります。
臨時休館について詳細は広島市のホームページ、県内のコロナウイルス感染症に関する情報は広島県のホームページよりご確認ください。
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