広島銀行本店 仮店舗跡地(元ひろしまMALL)解体後は研修所などへ
広島銀行本店 仮店舗跡地の解体後は、土地の一部を使用し広島銀行の研修施設が新築されると発表しました。そのほかはトータテ都市開発に売却される予定
広島市西蟹屋にある、広島銀行本店仮店舗跡地について
(株)ひろぎんホールディングスは、2024年3月に向けて新たに
ひろぎんキャリア共創センター(仮称)を建設すると発表しました。
広島銀行本店 仮店舗として使用されていた時の様子
広島銀行本店のビル(広島市中区紙屋町)は建替えを行い、2021年5月に新ビルで開業しました。
広島市中心部に元のビルのおよそ3倍の高さもあるビルを新築するとあって、工事期間は長くかかっていましたが、建替え工事の間に本店の仮店舗として使用されていたのがこの「ひろしまモール跡地(広島市南区西蟹屋)」。
ひろしまモールとは、ベスト電器広島店を核テナントとして飲食店なども入っていた商業施設。2016年2月にベスト電器が閉店した後、他のテナントも閉店し5月には完全閉店となりました。
この施設を広島銀行が本店仮店舗として使用。
広島東洋カープが3連覇した2018年にはここでもカープのリーグ優勝を祝うべく巨大な幕を掲示してお祝いしていたこともありました。
そんな仮店舗跡地、紙屋町の新ビルが完成した後は特に動きも見られず施設の外観は覆われたまま。 “この後はどうなるんだろう・・” と注目を集めていました。
2021年11月撮影時の様子
その後、外側からはあまり見えませんが解体が始まっていたようです。そして2022年1月末、ひろぎんホールディングスは跡地の新たな活用について正式発表。
跡地一部は研修施設、それ以外は地域活性化のため売却へ
「ひろぎんキャリア共創センター(仮称)」は、跡地の真ん中あたりに作られる施設。
ひろぎんホールディングス発表の資料による
ここには人材育成のための「研修室」をはじめ、オンラインコンテンツの作成が可能な「スタジオルーム」などを備える予定。環境負荷低減に向け、最先端の環境技術を積極的に取り入れた建築計画をたてる。
こちらの施設は2024年3月竣工予定としており、研修施設が建つ場所以外の土地については 街づくりを多数手がける株式会社トータテ都市開発に売却する予定とのこと。
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