シトラスパーク瀬戸田、レモン畑・グランピング・公園などで再生へ
尾道市瀬戸田にあるシトラスパークの活用事業候補者が選定されました。公園としての再生のほか、レモン畑・グランピング施設の設置も予定されています
シトラスパーク(広島県尾道市・生口島)の活用事業者選定委員会による審査会を開催しした尾道市は、事業者候補について
株式会社マリモホールディングス(広島市西区)を代表企業とした3社(ひろぎんエリアデザイン株式会社・株式会社瀬戸内ブランドコーポレーション)でつくる事業体を選定したと発表。
画像は過去のシトラスパーク瀬戸田の様子
尾道市は2021年8月末に「シトラスパーク活用事業における活用事業者」の募集要項などを公表。
期限までに2社の応募があり、プレゼンテーション及びヒアリングを実施。委員の得点の合計点が最も高い上記候補者を選定しました。
同社の提案内容は、「シトラスパークの公園としての再生を含めた地域課題解決への貢献を通じ、瀬戸田をまるごと元気にするプロジェクト」。
一部を公園として再生させるほか、宿泊施設(グランピング)の設置、園地でのレモン栽培 も含まれており、令和4年の春~夏にかけて段階的にオープンする予定 と提案されています。
シトラスパークのこれまで
シトラスパークはもともと、柑橘の農業公園系テーマパークとして平成10年(1998年)3月に開園。開園の翌年、平成11年にはしまなみ海道開通に伴い入園者52万人を記録しましたが、これをピークに入園者が低迷。
その後、来場者の減少などから無料公園となったが客足は伸びず、平成26年に県資産を譲り受け、多目的公園として再整備する方向へ。
しかし、再オープンに至る新たな施策が得られず休園したままとなっていました。
一方、近年瀬戸田では島の北側エリアの再開発が進行中。
ソイル瀬戸田・銭湯ユブネ・旅館アズミ瀬戸田などの新たな施設がオープンしているほか、観光クルーザー「シースピカ」の入港なども。
注目が高まっている瀬戸田。今度は島の南側エリアにある広大な敷地に新たな施設が誕生し、島全体の活性化が期待されます。
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