因島には恐竜がいるんだぜ!みんな気になってたアイツの正体
瀬戸内海に浮かぶ島・因島(広島県尾道市)の海岸沿いにある「因島アメニティ公園」には、巨大な白い恐竜が1体、鎮座している。この恐竜の名前は ザウルくん。
広島県尾道市 因島、しまなみ海道の因島北ICを降りて車でおよそ5分の所にある、因島アメニティ公園。ここには、1体の白い恐竜がどーーん!と鎮座して海に向かって鋭いまなざしを向けています。
因島に恐竜!? なぜ…??
この恐竜を目撃したの多くの人はそう感じているようですが、因島出身のアーティスト・ポルノグラフィティがテレビの某歌番組でも紹介したこともあり、一部では有名なオブジェ。
因島アメニティ公園に佇むこの恐竜は、通称「ザウルくん」というそうなのですが、調べてみると ザウルくんが ここにやってくるまでには、こんな経緯がありました。
因島の恐竜「ザウルくん」は、広島で開催した博覧会のオブジェだった
因島にある不思議なオブジェといえば「因島に モアイのある風景」の記事でもモアイ像が並ぶ風景をご紹介しましたが、
ザウル君はモアイ像と同じく、1989年に広島市内をメイン会場にして開催された「海と島の博覧会(通称:海島博)」のパビリオンに展示されていたもの。
因島総合支所しまおこし課の方の話によれば、海と島の博覧会開催時、因島ではこの周辺にあるキャンプ場やチビッコランド(アスレチックなどがある公園)の整備していた時だった為、
海島博が終わった後に「もらって来てこの辺りのシンボルにしよう」と、譲り受けたものなのだとか。このほかにも、海島博のオブジェで今も残されているものには、
博覧会のシンボル塔であった「パラダイスの塔」が、宇品波止場公園のシンボルに変わって、今も残されています。
ちなみに、因島アメニティ公園にいる「ザウルくん」には、色の違う友達がもう1体いたそうですが、
因島総合支所しまおこし課の職員さんによると「県内どこかの山奥の方に引き取られたらしいが、いろいろ問い合わせてみても所在は分からなかった」とのこと。
因島アメニティ公園のシンボル的存在として現役バリバリのザウルくんと、行方不明の相方。目を真っ赤にして海を見つめるザウルくんの視線は、もしかしたら相方をさがしているのかも!?しれませんね。
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