福山市内海の 生のり佃煮、ごはんと舌に絡むトロリ海苔
福山市のおいしい海苔の佃煮「生のり佃煮」。養殖が盛んな田島で育てられた海苔が使用されています。一見ふつうの佃煮ですが、トロっとした舌触りと食べ応えが特徴的な一品です。
福山市の小さな島・内海町(田島)で育てられた海苔で作られた「生のり佃煮」。
広島県の中でも福山は最も海苔の養殖が盛んな地域。なかでも、田島がその生産の8割を占めているのだとか。
横6cm、縦7cmほどのちいさな瓶に入った佃煮は、一見ふつうの海苔の佃煮ですがフタを開けると意外な特徴や味わいが広がる、ごはんのお供に最適な一品でした。
「生のり佃煮」舌触りトロリ、保命酒味醂使用の上品な甘み
生のり佃煮の蓋をあけると、ふんわりと海苔と磯の香り。すくいあげてみると予想以上にトロリとしていて、もずくのように海苔が繊維状になっているのがわかります。
ごはんに乗せて食べると、この繊維状の海苔が米粒にも舌にも絡み、しっかりとした存在感があります。
また、甘さ・辛さも比較的控えめで、海苔の素材の味がよく分かり満足感も。煮詰めすぎていない「生のり」食感がいい感じです。
味付けはお酒・醤油・砂糖・みりん…とシンプルですが、製造・販売元のマルコ水産によると砂糖は和三盆、みりんは福山市鞆町の保命酒を使うこだわりも。
佃煮からは保命酒の味や香りは感じませんでしたが、他とは違う甘みと、食後にも残る香りが特徴的でした。このほか、味付け海苔も少し厚めで幅も広め。お茶碗を覆ってしまうサイズで、こちらも食べ応えがありました。
マルコ水産の海苔各種は道の駅アリストぬまくま や、内海町内の「やぶ椿と水仙の里」のほか、ホームページでも販売中。
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