公開:2014/03/27 伊藤 みさ │更新:2014/03/27
宮島に 平清盛ブロンズ像、大鳥居見える場所から都を思う
宮島(広島県廿日市市)の桟橋広場に、平清盛の銅像が設置されていました。そのこだわりポイントと意外な事実をご紹介。
宮島(広島県廿日市市)の桟橋広場に、平清盛の銅像が設置されていました。
平清盛といえば、世界遺産に登録された厳島神社を海に浮かぶ横広の立派な現在の姿にして宮島繁栄の礎を築いた人物。NHK大河ドラマの題材となった2012年、ドラマでも厳島神社でのエピソードが度々描かれたこともあり 過去最高の観光客数を記録しました。
そんな、現在の宮島にも大きな影響力を与えている平清盛。
平清盛の銅像は観光協会などが実行委員会を結成し、デザインを募集しコンペ方式で選ばれました。
衣装もリアルな清盛像、京都の方角を向いて
・50代の清盛のイメージ
・出家後の袈裟(出家僧が使用する衣装)
・法皇と同格の身分を示す「僧侶鈍色(どんじき)五條袈裟姿」※鈍色=灰色
・檜扇(ひおうぎ) ヒノキの細長い薄板を重ねて作った扇
・数珠
という、清盛が念願だった“厳島神社の造営”をした頃の姿をイメージしてデザインされたものだそう。
宮島についてすぐの広場では観光客を出迎え、厳島神社の大鳥居も見渡せるこの場所で都(京都)の方角を向き、国の繁栄を願います。
前田清盛(2014年清盛まつり)も凛々しくてよかったですが、こちらの清盛(銅像)もなかなか風格ある姿でした。
大鳥居を覗き見ることができる穴スポット(世界遺産登録記念碑)の近くにあるので、一緒にチェック。
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