新駅舎の工事が進む「広電宮島口駅」仮囲いには懐かしの風景も
宮島口エリアで進む広電宮島口駅(広島県廿日市市)新駅舎の工事の風景。かつて「もみじ本陣」と平面駐車場があった場所が整備され、新たな駅舎と立体駐車場の工事が進められています。
新駅・駐車場などを含め、2023年度の完成を目指して広電宮島口駅(広島県廿日市市宮島口)の新駅舎建設工事が進められています。

広電宮島口駅は、広島電鉄が運営する路面電車(宮島線)の終着駅。宮島への玄関口である宮島口フェリーターミナルのそばにありますが、
高齢者や身体障害者にも優しいバリアフリー設計の、外国人利用客にも使いやすいユニバーサルデザインで新たに生まれ変わるため、現在の駅舎の隣で建替え工事が行われています。7月から8月末にかけての工事の様子と進み具合は以下の通り。
駅舎の形が見えてきた広電宮島口駅(2021年7月26日)
2021年7月には、屋根の骨組みが見えてきた広電宮島口駅の新駅舎。


広電宮島口駅の新駅舎は、現在の駅舎とetto(エット)との間に建設中。

かつて、もみじ本陣があった場所に移設されます。

宮島口の工事エリア(写真は2020年9月時点の風景)
動画で見る、広電宮島口駅の工事(2021年9月1日)
以下の動画は2021年9月1日時点の風景。
2020年にオープンした商業施設 etto(エット)の入口正面に、新駅舎が誕生予定となっています。
広電宮島口駅と立体駐車場の工事の進み具合(2021年9月1日)
以下は、2021年9月1日時点の様子。

現在の駅舎と建設中の新駅舎を見比べると、幅が2倍はありそう。かなり開放感のある広々とした駅になりそうです。

以下は現在の広電宮島口駅、

以下は、新駅舎。

そして新駅舎のそばには、立体駐車場の骨組みも見えています。

広電宮島口駅の新駅舎から、フェリーターミナルや駐車場との導線もスムーズになりそう。なお、新駅舎には交通案内所や手荷物預かり所も整備される予定となっています。
広電宮島タワーなど、懐かしいかつての宮島口の風景も
工事中の新駅舎の仮囲いには、新駅舎の完成イメージや宮島の観光案内が描かれているほか、

写真は2021年7月
もみじ本陣の前にこの場所にあった「広電宮島タワー」「広電宮島ガーデン」や、その周辺の風景写真なども紹介されています。

広電宮島タワーがあった当時の宮島口には、海沿いにパラソルが並び、噴水などもあったようで、今よりリゾート感ありますね。

工事は当初、2022年中に完成予定とされていましたが、新型コロナの影響もあってか駐車場の完成予定は2023年に変更。新駅は2022年7月供用開始予定となっています。

宮島口エリアはここ数年でどんどん変化しており、
- 2017年 JR宮島口駅を改修しリニューアル
- 2020年2月 宮島口旅客ターミナルがリニューアル
- 2020年4月 商業施設 etto(エット)オープン
などが生まれ変わっています。
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