佐木島をぐるり1周で体験できる!四国八十八カ所巡りのミニコース
佐木島(広島県三原市)には、四国の八十八カ所巡りのミニコースがあります。島内88カ所に、小さなお大師さん。さらに、海に浸かるお地蔵さんまで!
桜の島・佐木島(広島県三原市)で、四国八十八カ所巡りのミニコース体験が出来ます。
四国八十八カ所巡りとは?
四国を一周ぐるりと囲むように点在する、空海(弘法大師)ゆかりの八十八の寺院を巡拝すること
この八十八カ所巡りのミニコースが、佐木島(さぎしま)にあります。大正のはじめに設けられたものだそうで、「お大師さん」と呼ばれる小さなお地蔵様が、1番から88番まで島内に点在しています。
まずは、島歩きマップを手に入れよう!
佐木島の八十八カ所巡りに行く前に、「さぎしま八十八カ所巡礼マップ」を入手しましょう。このマップには、お大師さんがどこにいるのか?が地図に書き込まれています。
さぎしま八十八カ所巡礼マップは、三原市のHPからダウンロードできるほか、JR三原駅の「うきしろロビー」などでも入手可能。
マップには、お大師さんマークが付いているので、これを目指して歩けばOK。ただし、1番から88番まで番号順に巡礼したいという方は、1点ご注意を。
尾道方面からフェリーで佐木島へアクセスする場合、佐木島の「須ノ上港(すのうえこう)」に到着するので、1番のお大師さんに一番近い港に到着できるのですが、
三原港からフェリーで向かう場合は、向田港・さぎ港 のどちらかに到着します。
この場合、どちらの港からも1番のお大師さんまでは離れているため、1番にたどり着く間にいくつものお大師さんをスルーしなければいけません。
番号にこだわりが無ければ、港から近いお大師さんから順に巡ればOKです。
1番は、和な建物の教会に
八十八カ所巡りの1番は、鷺浦教会にあります。なんと敷地内にいます。
お大師さんは小さいので、見過ごしてしまいそう。この他にも、何気ない道路脇にあったり、
民家の前や、
海岸沿いなど。
また、ミニチュア版の小さな祠や鳥居もきちんと作られているスポットも。
満潮時には、首まで海につかるお地蔵さんも!
さらに、向田港の横には、広島県の重要文化財にも指定されている 大きな岩に刻まれたお地蔵さん・磨崖和霊石地蔵(まがいわれいしじぞう)も。
このお地蔵さんは、砂浜にあります。かなり大きな岩で、港の横にあるため目立ちます。反対側に回ってみると、
お地蔵さんが、海のほうを向いています。海側から見ると、以下の様な感じ。
磨崖和霊石地蔵(まがいわれいしじぞう)をよく見てみると、半分色が変わっているのが分かります。これは、満潮になると顔のあたりまで潮が満ち、海の中にお地蔵さんがつかってしまうため。
こんな風に、島のあちこちにお大師さんが点在していて、島の風景を楽しみながら 徒歩だと約5~6時間で全部を巡礼することが出来るとのこと(休憩含まず)。
佐木島八十八か所はいつでも自由に巡礼可能ですが、佐木島では毎年1月の第3日曜日と、5月3日の年に2日ほど「お大師さんの日」があります。
この「お大師さんの日」に巡礼すると、佐木島の3地区でそれぞれ巡礼者に対する接待所が設けられています。
そこで巡礼者が食事をしたり、お菓子などが用意され接待されるのだそうですよ!詳しくは、元気さぎしま協議会(0848-87-5004)へお問合せ下さい。
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