公開:2024/08/30 Mika Itoh │更新:2024/08/31
広島市中央公園で空飛ぶ銀のモニュメント、これ何かしってる?
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エディオンピースウイング広島の脇に立つ銀色の鳥のような骨組みのモニュメント、これって何?かつて広島で開催された「海と島の博覧会」の会場に設置されていた「鯤(こん)」でした
ひろしまスタジアムパークが完成する前から、広島市中央公園の端に設置してあるこの鳥のようなモニュメント、何か知っていますか?

今回 大改修した中央公園の中で、この銀色のモニュメントだけはそのまま残されていたので気になっていました。調べてみると、このモニュメントの名前は
鯤(こん)
鯤とは、中国古代の想像上の大魚なのだそう。

モニュメント 鯤(こん)の説明板
中国の書物には、鯤(こん)は巨大な鵬(ほう:こちらも想像上の大鳥)に変身し飛び立ったという記述があり、鵬が翼を広げると空いっぱいに広がる雲のようだったと。
そこから21世紀に羽ばたく広島をイメージしてつくられたもの。
偶然か合わせたのかは不明ですが、背後に建つエディオンピースウイング広島にも翼を意味する「ウイング」が名前に刻まれています。
鯤(こん)は、広島開催の「海と島の博覧会」のモニュメントを移設したものだった
中央公園に設置されているこのモニュメント「鯤(こん)」は、1989年(平成元年)に広島市西区・商工センターなどで開催された『海と島の博覧会』で、シンボルの1つとして飾られていたモニュメントでした。
博覧会の終了後、会場は解体されましたが『海と島の博覧会』内にあった幾つかのモニュメントは、広島県内の様々な場所に移設されました。中央公園に設置された鯤(こん)も、その1つ。

海と島の博覧会の会場から移設され今も残るモニュメントやオブジェにはこのほか、

- 宇品波止場公園「パラダイスの塔」
- 因島アメニティ公園の恐竜オブジェ「ザウルスくん」
- 因島に「モアイ像」※設置している施設は閉鎖
があります。
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