公開:2013/04/07 伊藤 みさ │更新:2013/08/02
広島市 水の都リバーウォーク、進化する広島の「今」をお散歩しよう
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水の都リバーウォーク という、川沿いの看板を見たことがあるでしょうか?広島市が創って来た 水の都ひろしま 構想事業の一環で整備された散歩道。様々な意味があってつくられた風景を写真でご紹介。
水の都リバーウォーク という、川沿いの看板を見たことがあるでしょうか?
広島市にお住まいの方や仕事で通っているという人には当たり前の風景になっているかもしれませんが 広島市中心部の川沿いの景色は「広島市ならでは」で、歩道や植木の整備がかなり整っていて散歩やウォーキング、デートをする人も多いところ。
桜の季節の風景は別の記事でご紹介しましたが 桜がキレイなだけではない、広島市中心部「水の都リバーウォーク」を写真でご紹介していきます。
カフェも緑地地帯も全部!市の「水の都ひろしま」構想の事業だった
水の都リバーウォークとは、広島市内に流れる 太田川・元安川・京橋川などの風景を楽しみながら 川辺の散歩(リバーウォーク)できるエリアのこと。川沿いに点在する看板にはリバーウォークできるポイントがピンクの線で記されています。
写真では少し見えにくいかもしれませんが、三角州となっている広島市中心部の主な川のそばはほぼ全て整備されていると言ってもいいほど。
緑が絶えず植えられていて、所々にベンチも設置されている。
ここで休憩したりお弁当を食べたりしている姿はなんとも平和で気持ちがいい。
雁木で休むニャンコにも出会ったり、川沿いに小さな公園も作られています。
平和公園内・原爆ドーム対岸には「親水テラス」があり、ここでは週末などに『水辺のコンサート』が行われます。ここでは広島の若手アーティストが歌ったり和太鼓演奏があったり、吹奏楽部の演奏があったり…と多彩です。
また、カフェテラスがあったり川の観光クルーズ船も就航しています(雁木タクシーも)。
今ではそんな美しい川沿いですが、原爆の爆心地近くでは多くの人が命を落としたこの川辺。平和公園以外でも慰霊碑はたくさんあり、キラキラ光る水辺はそういった歴史の上にあるのだ という事を忘れてはいけないものだと教えられます。
広島市はデルタ地形(三角州)となっていて特に中区・西区・南区には川や橋が沢山ある街。原爆からの復興と共に、この川の風景は「広島市の大きな個性!」として広島市が2003年頃から『水の都ひろしま』構想をすすめてきました。
その事業にはリバーウォークの他、太田川放水路 沿いにある緑地帯や
(cafe 川辺の四季近くの風景)
広島駅周辺 水辺のカフェ(カフェレガロ(Cafe REGALO)など)、船上レストラン(広島牡蠣かなわ)、観光遊覧船の就航(リバークルーズ、雁木タクシー)、宇品の港空間作り などなども含まれているのだそう。
「水の都 リバーウォーク」からすっかり話が大きくなってしまいましたが『国際平和文化都市』を目指す広島市中心部はこれの実現へ向けて徐々に変化していっています。
「水の都ひろしま推進計画」の事業重点実施場所とそのテーマも設定されているので、これらを見て市内を歩くとまた視点がかわって楽しいかもしれません。
・猿候川広島駅皆実口周辺地区(テーマは「水の都の玄関としての水辺づくり」)
・旧太田川(本川)・本安川(テーマは「水の都ひろしまのシンボルとしての水辺づくり」)
・京橋川右岸地区(テーマは「にぎわいある水辺づくり」)
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