公開:2020/03/08 伊藤 みさ │更新:2023/10/03
アストラムライン本通駅に大型ステンドグラス、こうの史代 物語の世界へ
- タイトルとURLをコピー
- 広島市 中区 スポット 観光
こうの史代さんの作品「夕凪の街 桜の国」を題材にした大型ステンドグラスが、アストラムライン本通駅に設置された。こうの史代さんの原画・監修で制作、ガラスならではの優しく美しいアートが完成しました
広島出身の漫画家 こうの史代さん原作の「夕凪の街 桜の国」をモチーフとした、高さ2.8m×横7mの大型ステンドグラスが完成し、
アストラムライン本通駅の改札そばに設置されています。
本通駅は、原爆ドームや平和記念資料館のある広島平和公園の最寄り駅であるため、地元の人だけでなく多くの観光客が利用する駅。
アストラムライン本通駅にパブリックアート(※1)を設置することで、平和の尊さを伝えたいというメッセージや、景観創り、地域の魅力向上などを創出し、世界中の来訪者をおもてなしする。
この「夕凪の街 桜の国」の大型ステンドグラスは、アストラムラインを運行する広島高速交通株式会社と公益財団法人日本交通文化協会が設置したもの。
ライトで照らされた美しいガラスならではの色合いで、物語の世界観を柔らかく表現。2020年2月29日に初お披露目されて以降、アストラムライン本通駅を華やかに彩っています。
目に留まる美しいアートで、ヒロシマの歴史も感じて
大型ステンドグラスの題材となった「夕凪の街 桜の国」は、原爆が投下された広島の10年後を舞台に描かれた作品。ステンドグラスには、原爆ドームの周りに再建された町が広がり、
ヒロインが柔らかな表情で見上げる空にはツバメが飛ぶ。そんな桜が舞う春の川辺を、ヒロインが裸足で歩く姿が描かれています。
今では、被爆した街とは思えないほどきれいで活気ある街へと復興を遂げた広島ですが、
色鮮やかに目に飛び込んでくるこのステンドグラスに触れ、平和の尊さと、忘れてはいけない広島の歴史を振り返るキッカケになると素敵だなと感じます。
※1:パブリックアートとは、美術館やギャラリーなど美術品を展示する場所以外の公共的な空間に設置する芸術作品のこと。
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- HIPPY・かりゆし58 ゲストで登場!酒まつり 西条の一大イベントまもなく
- 広島にお菓子の王国!シャトレーゼガトーキングダムせとうち 宿泊レストラン営業開始
- かき醤油の「生のり佃煮」登場、トロリ滑らか食感
- 変面ショーや伝統衣装体験など、四川を体感できるイベント 広島で開催
- 東急ステイが広島初進出、中長期滞在型アパートメントホテルが2026年オープン
- 広島市中央公園で空飛ぶ銀のモニュメント、これ何かしってる?