天満屋アルパーク店が閉店、30年の歴史に幕
アルパーク西棟の核テナントとして入居していた天満屋広島アルパーク店が2020年1月末で閉店することを発表。建物の老朽化や、相次ぐ大型商業施設のオープンの影響も大きく受けたこと等が理由。
広島市西区・商工センターにある大型ショッピングモールの『天満屋広島アルパーク店』が、閉店すると発表した。天満屋広島アルパーク店の閉店日は、2020年1月31日。
天満屋は「アルパーク西棟」の核テナント。
商工センターで平成元年(1989年)に開催された「海と島の博覧会」のときに整備されたJR新井口駅前から直結するペデストリアンデッキの“動く歩道”と直結する形で、海島博の開催翌年・1990年にアルパークがオープン。
現在、広島に数多くあるショッピングモールの先駆け的存在でもありました。
アルパークの売却や、相次ぐ大型商業施設のオープンなども影響
開館以降、約30年に渡って営業をしてきましたが、建物の老朽化や、周辺に続々と増えていく大型ショッピングモールによって競争率が激化し、経営が厳しくなったとのこと。
また、アルパークを運営していた三井不動産は、2019年5月にアルパーク西棟・東棟を売却。以後の運営は、大和ハウスに変わっている。
天満屋はアルパーク店の閉店について、以下のようにコメントしています。
天満屋広島アルパーク店は2020年1月31日(金)閉店致します。1990年にオープンして以来、30年近くにわたり賜りました皆様からのご愛顧に、改めて心より感謝申し上げます。
今後随時、売り尽くしセールなどのご案内をさせていただきます。閉店最後の日まで、従業員一同心を込めて努めてまいりますので、今まで通りご愛顧を頂ければ幸いです。
天満屋アルパーク店は2020年1月末で閉店しアルパーク西棟から退店、以降はアルパーク西棟の後継テナントが募集される見込み。
広島県内の天満屋では、2012年に八丁堀店が閉店しており、2020年4月以降は福山店と緑井店のみとなる。
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