乙九日炎の祭典、北広島町で武者たちによる松明行列など
5kmにおよぶ松明行列や大松明の練り回しなどが行われるイベント、乙九日炎の祭典(おとくんち ほのおのさいてん)が開催。北広島町の秋祭りの様子をレポートします。
北広島町(広島県山県郡)の秋の一大イベント、乙九日炎の祭典が9月24日に開催されました。
乙九日炎の祭典、松明行列の様子
乙九日炎の祭典は、亀山八幡神社(北広島町雄鹿原)をメイン会場に、室町時代の合戦「雄鹿原合戦」の古戦場となった雄鹿原地区で行なわれている炎と光のイベント。
亀山八幡神社
乙九日(おとくんち)とは、二十九日のこと。かつては、亀山八幡神社の例祭として旧暦の9月28日~30日まで行われていました。現在では、炎の祭典と合わせ「乙九日炎の祭典」として開催されています。
夕方から御神幸(広島県民文化百選)や、神楽・和太鼓などが披露され、周辺が暗くなってきた18時30分からは松明行列が行われました。
5kmに及ぶ松明行列ほか「乙九日炎の祭典」の様子
2016年に行われた「乙九日炎の祭典」の様子は、以下の動画より。
日が暮れると、総勢300名の松明行列が出発します。地域内には松明や篝火(かがりび)が5kmにわたって火が灯され、その松明ロードをゆっくりと松明行列が通り過ぎていきます。
一般客も参加することが出来るため、町外・県外からも沢山の人が訪れる大変賑やかなお祭りとなっていました。
大松明奉納。大松明の炎が龍の舞のように、上下に激しくうねらせながら練り回しが行われます。
神社周辺には、芸北ならではのグルメも並ぶ夜店。いい香りが漂っていました。
20時からは花火の打ちあげも。15時30分から始まり21時30分頃まで、4時間に渡る秋祭りは今年も多くの人で賑わいました。
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