東広島バイパス 全線開通！広島－東広島が約30分短縮、ラッシュ時の渋滞緩和も

動画で見る、東広島バイパス

以下の動画は、全線開通した翌日・2023年3月20日の東広島バイパスの様子。

国道2号線でこの区間を走行すると、山道のクネクネ道などがあるのですが、東広島バイパスは見通しのいい直線 又はゆるやかなカーブしか無いため、非常に気持ちよく走りやすい。

東広島バイパスはそのまま西条バイパス（八本松西IC～三永ICまでの11.3km）に接続するため、あわせると全長約29kmのバイパス走行が可能となりました。

ただし、現在の東広島バイパスは片側1車線（所々に短い追越車線は有り）のため、交通事故などがあると動かなくなることも。

実際、東広島パイバスが開通した翌日の午前中には八本松西IC付近で追突事故があり、上瀬野ICから先は大渋滞となっていました。現在は暫定2車線（上下1車線ずつ）として整備されているため、今後の渋滞状況などによっては車線が増える可能性もありそうです。

東広島－広島市までのアクセスも短縮、観光周遊にも期待

中国地方整備局によると、全線開通によって国道2号線の渋滞が緩和され、バイパスの利用で広島市～東広島市の各市役所間の所要時間は、約30分短縮される見込み（約76分かかっていたところ→約46分に）。

東広島バイパスと広島高速などを併用すれば、広島市中心部や廿日市市（宮島）などの観光エリアを周遊しやすくなるため、県内の観光活性化も期待されています。

東広島バイパスは広島高速との接続計画も

東広島バイパスの西側延長線上には広島南道路（広島高速3号線・海田大橋）があるため、将来的には東広島バイパスと広島南道路を結ぶ接続計画もあり、

東広島バイパスの起点となる「海田西IC」には、すでに分岐の入口部分がつくられています。実現すれば、宇品方面や商工センター・宮島方面などへのアクセスがさらに向上するとみられます。