元祖洋酒ケーキは三次にあり!? 三上貫栄堂の看板商品
ブランデーとラム酒がしみこんだ、お馴染みの洋酒ケーキ。三次で昔から親しまれています。お土産にも!
三次市中心部から少し離れたところにある三上貫栄堂 という和の趣漂うお菓子屋さんで洋酒ケーキと出会いました。
県道434号線沿いを車で走っていると、大きく「元祖 洋酒ケーキ」「三次名産 泡雪」という2つの看板が目に留まり さっそく店内へ。
三上貫栄堂 店内には「うかいまんじゅう」などネーミングから三次らしさ満点の和菓子が並んでいます。
その中でも、バラ売りから5個入/6個入/10個入/14個入/18個入… ニーズにあわせてセットが大量に用意された洋酒ケーキが気になります。
「類似品に注意!」三次の洋酒ケーキ
三上貫栄堂の洋酒ケーキは2重包装(セットで微妙に包装が違うようですが、今回のはバラ売りのもの)。
しっかりとした透け感のある袋の中に、柔らかい銀の紙で包まれた洋酒ケーキ。昔ながらの包装がレトロで、今となっては逆に新しい印象にも。
裏面には「類似品が出廻っておりますのでご注意ください」の文字がありました。
カステラ生地にしみ込んだ洋酒。ブランデーとラム酒が使用されているそうで、ふわっと香ります。
洋酒は全ての面に吸わせているようですが、芯の部分には入っておらず 意外とライトな口あたり。甘くて洋酒の香がしっかりのカステラケーキでした。
県西部出身の筆者は銀座tauやひろしま夢ぷらざ(広島市中区)への出品などプロモーションを積極的に行っている 府中市上下の「くにひろ屋」の洋酒ケーキを目にする事が多かったのですが、備北に洋酒ケーキが複数あるとは知りませんでした。(くにひろ屋にも「元祖」の文字がありました)
パッケージも中身もそこはかとなく似ている二つですが、個人的に感じた違いは
・くにひろ屋=洋酒がしたたるほどに浸してある
・三上貫栄堂=比較的ライトで、生地のキメが細かい
という感じ。どちらもそれぞれの地域で古くから愛されるお菓子ですがウイスキーボンボンなどの洋酒系スイーツ苦手な方には好まれないかもしれません。
また三上貫栄堂の方にアルコール分について伺うと、元々は45度の洋酒を使用しこれに砂糖水などを混ぜて作るそうなので洋酒ケーキ1つに含まれるアルコールは大分少なくなってはいるようですが、車の運転については「香りを残すように作っているから、控えられた方がいいかもしれんです」とのこと。
店名 | 三上貫栄堂 |
---|---|
住所 | 広島県三次市畠敷町84-13 |
営業時間 | 8時30分から18時30分 |
定休日 | 火曜日 |
問合せ | 0824-62-6940 |
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