白壁の町並みを歩く!府中市上下町商店街の風景、なまこ壁も
白壁の町並み が美しく残る、府中市上下町商店街。いつ来てもこの白壁・なまこ壁の町並みは趣きがあってとてもイイ!そんな上下の 白壁の町並みの風景を写真でご紹介。
白壁の町並み が美しく残る、府中市上下町商店街。上下かかしまつり など秋にはよくイベントが行われるところですが いつ来てもこの白壁・なまこ壁の町並みは趣きがあってとてもイイ!
上下町はその昔、石見銀山からの「銀の集積中継地」として栄えたそうで 幕府直轄の天領(軍事的・経済的に重要である場所を直接収めた領土のこと)だったそう。
この商店街は特に色々な店が軒を連ねて賑わっていたのだとか。現在では落ち着いた雰囲気の町並みとなっていますが、「古いけれど美しい姿のままで残っている」というのはやはりそれぞれの建物の造りがしっかりとしているからでしょうか?
時代劇のロケにも使われていそうな雰囲気のある 上下町 白壁の町並み風景を写真でご紹介。
宮島の町家通りもビックリ、上下町 白壁の町並み
JR福塩線 上下駅から歩いて3分のところに、上下町の商店街(白壁の町並み)があります。
商店街の通りの建物はほとんどが 白壁づくりに統一されていて、なんだか違う時代にやってきたみたい。キリスト教会もあって意外な感じもしますが、ここは明治時代に当時の「財閥 角倉家」の蔵として建築されたもので 戦後から 今と同じように上下キリスト教会として利用されてきたそうです。県の文化百選選定建築物。
建物の下部分は、平らな瓦を並べて貼り、瓦の目地(継ぎ目)に漆喰をかまぼこ型に盛りつけて塗る工法でつくられた「なまこ壁」になっている建物が多い。(目地がナマコに似ている事から なまこ壁と呼ばれるようになったそうです。)
なんと、ひろぎん(広島銀行)もちゃんとこの町の景観に添うように建てられています!
時計・宝石のお店、薬局、工芸品のお店…どの建物も味があります。
郵便ポストも 郵便受けも、昔バージョン。
街灯も凝った造りで、町並みにバッチリ合っています。この町並みを着物姿で歩いたりする、「白壁まつり」も毎年 秋に行われるのでこちらも気になりますね。今回筆者が商店街を撮影した時間帯が早く、商店街のどのお店もまだ開店していませんでしたが 歩くだけでもなんだか澄んだ気持ちになる、不思議な場所。
宮島の町家通り、竹原市の町並み保存地区 と並ぶ タイムスリップスポットなのでした。
▼上下 白壁の町並み(上下町商店街)
場所:広島県府中市上下町上下
[白壁の町並みの場所を地図で確認]
府中市上下町のことなら/上下町商工会
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