公開:2014/08/07 伊藤 みさ │更新:2021/10/10
府中市 恋しき、歴史的施設でお食事&カフェ
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2012年にオープンした 町屋Cafe&Dining恋しき。文化財に指定された建物はモーニング・ランチ・ディナータイムと時間帯でメニューが変わるレストランとして営業中。
※このお店は閉店されています。ご注意下さい
2012年にオープンした 町屋Cafe&Dining恋しき(広島県府中市)。
府中市はその昔、備後の国府(地方行政府)が置かれた街で、石見銀山(島根県)に通じる石州街道の要衝、宿町として栄えたそう。
恋しき は昔からこの地域のシンボル的存在で、現在では登録文化財に指定されていますが 母屋はレストランとして営業中(その他、敷地内には庭園や府中市観光協会もある)。
「文化財」という前置きを知るとかなり敷居が高くなって身構えてしまいますが、実際に訪れてみると想像していたよりも気軽に利用できるお食事処でした。
コース料理からカフェメニューまで多彩な恋しき
駐車場側には「恋しき」の正面入り口(門)がありますが、レストラン部分(母屋)の入口は別の場所にあるため、案内看板にご注意を。
(母屋の入口は写真右側)
宮島の町屋通りにある建物を思わせる外観はここだけ昔にタイムスリップしたような感じ。
純和風な建物で、どこか「お家」のような雰囲気があるためにそのまま上がり込むには日本人として少々罪悪感を感じてしまいますが館内は土足での利用とのこと(畳の部屋もあるため全室ではない)。
土曜日の夜に訪れた筆者が通されたのは板張りの床にイス席が置かれた個室。掛け軸や人形なども置かれていました。
この時の夜のメニューは、猪鍋コース(3800円~)をはじめとし、1000円台から2000円代の御膳もの、単品では焼きカレー(950円)、キッズプレート(980円)など価格の幅も広い。
今回注文したのは以下▼
四季彩膳(2480円)
焼き魚・天ぷら・小鉢2品・茶わん蒸し・お味噌汁・3種のお刺身・ミンチカツなどボリューム満点なラインナップにロールケーキの2分の1カットのデザート付き。
あらたまった席にも良さそうなメニューで、お味噌汁が甘めのやさしい味だったのが印象的。小食の方には食べきれないくらいのボリューム感です。
煮込みハンバーグ府中スタイル(1580円)
煮込みハンバーグのソースに府中味噌が使用されているそうですが味噌の存在感は強すぎないのでしつこくない。レンコンや茄子など、ゴロっとした野菜入りで、この他、サラダ・ごはん・お味噌汁・茶わん蒸し・漬物・小鉢2品つき。
ディナータイムの食事はランチメニューと比べると割高なイメージがありますが、恋しきでは品数もボリュームもある。
外観からすると少しお財布と相談したくなる雰囲気ですが価格帯も幅広いため利用しやすいです。
(敷地内の庭園も自由に散策できる)
利用する時間によってメニューは異なり、モーニング(9時から11時)/ランチ(11時から14時)/カフェ(14時から21時)/ディナー(17時から22時)も。ドリンクも広島のお酒を中心にビール・焼酎・ワイン・ウイスキーなどいろいろ。
今回筆者が案内された個室のほか、畳の部屋やカウンター、結婚式ができるフロアもあるとのこと。詳細は恋しきホームページにてご確認ください。
※このお店は閉店されています。ご注意下さい
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