テングソースは渋い天狗が目印、広島・三原の濃厚ソース
テングソースは、広島県三原市で製造されている濃い目のお好みソース。天狗のイラストが目印で、お好み焼き用・とんかつソース・テングウスターソースなども有り。野菜と果物の甘みがきいてます。
広島県三原市で製造されている テングソース(テングお好みソース)。広島県内でも、お好み焼きの味はエリアによって具材やソースなどの違いがあります。
テングソースを使うお好み焼きが食べられるのは、広島県三原市。
テングソースは、広島市内などでよく使われているオタフクソースよりも色が濃く、「とろみ」もかなり強め。一度食べると、クセになる美味しさがあります。
テングソースは、三原市の中間醸造さんがつくっています。三原市民の味としてお馴染みですが、筆者は三原のお好み焼屋さん「てっちゃん」で初めて出会った味でした。
三原のクセになるお好みソース、テングソース
テングソースは、主に三原市周辺にて販売されている“地元のソース”。その人気が話題になり、県内でも少しずつ取扱店を増やしています。
三原市のお隣・尾道市のカフェ ゆーゆーにて筆者は購入。ここでは500ml瓶入り420円でした(※執筆時)。
このテングソース、とろっとしているため瓶から出すときには 逆さに向けてトントンするか、出てくるのをじっと待つか…という感じですが、出してしまえば なぜかちょっとサラっとしてくるから不思議。
お好み焼にテングソースをのせると、よく見るお好みソースよりも色が濃く、ちょっと黒っぽく見えます。
その色黒さから「すごく味も濃そう…」とイメージしますが、ウスターソース系の味に野菜や果物の甘さ、そしてちょっとしたスパイシーさもあり、深みがあります。
お好み焼きだけでなく、炒め物にもバッチリ合いました。(焼きそばにも、もちろんグー!)
炒め物にテングソースをけっこう使ってみましたが、思ったほど黒くならず美味しく仕上がりました。
この他、揚げ物にも合いそうな感じ。根強いファンが多いテングソース、見かけたら自宅用もストックしたくなります。三原ならではの味を、楽しんでみては。
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