百万石ドリーム広島号、夜行バスで行く！北陸・金沢へのバス旅

百万石ドリーム広島号の時刻表

百万石ドリーム広島号の出発時間は、広島駅が20時、岡山は22時40分ごろで、北陸へは早朝に到着します。

現地での観光時間を長く確保できる運行スケジュールとなっています。

当編集部では、北陸3県のなかから目的地を「金沢」に絞り、広島から金沢駅まで直行便夜行バス「百万石ドリーム広島号」を、体験してきました！

百万石ドリーム広島号で、広島駅から金沢駅へ

広島駅新幹線口（北口）に出ると正面にバス乗り場があるので、ここから乗車します。今回は4番のりばから。

百万石ドリーム広島号がやってきました。運転手さんが予約内容を確認したら

荷物を預けて、いざ乗り込みます。

シートは3列独立タイプ。それぞれ席の横にはカーテンがあり、カーテン閉めると簡易的にプライベート空間を確保できるようになっています。

席は思ったより狭い印象でしたが、数分もすれば慣れます（笑）

座席はフットレスト付きで、スマホ充電用のAC100Vコンセント、フリーWiFiもあり。1席ずつコンセントがあるのはとても有難い。

新幹線には前座席の背面に折り畳み式のテーブルが付いていますが、百万石ドリーム広島号にはテーブル無し。スマホなどを置く場所がなく、地味に困りました。

使い捨てのスリッパ、毛布は用意されています。

ちなみに、百万石ドリーム広島号は“夜行バス”ということで、寝ている間に目的地に着いていることを前提としているためか、移動中は窓側のカーテンを開けないで欲しいとのこと（外の明かりで寝られない人がいるため）。

乗り物酔いをしやすい筆者は、外の風景を見るのも楽しみにしていたので、ちょっぴり残念。とはいえ、夜なのでそんなに景色が見えるわけでもないのですが。

岡山駅に立寄った後は、福井へ

岡山駅西口に寄ったあとは、一度だけサービスエリアでトイレ休憩を挟み、その後は福井駅までノンストップ！

金沢駅には、朝の7時01分に到着。

百万石ドリーム広島号では、広島駅から金沢駅まで11時間かかるのですが、寝ていればあっという間でしたよ。

動画で見る「百万石ドリーム広島号」

以下は、運行開始した夜行高速バス「百万石ドリーム広島号」の様子。

金沢でグルメ＆観光を楽しむ！

百万石ドリーム広島号で到着するのは、金沢駅の金沢港口。駅の裏側に到着するので、駅の中を通って反対側に回ると、有名な「鼓門」や「もてなしドーム」があります。

ちなみに金沢駅は、アメリカの旅行誌「Travel ＆ Leisure」のWEB版で「世界で最も美しい駅14選」に日本から唯一選出された駅。

駅構内の柱には、九谷焼や輪島焼きなどの伝統工芸アートが飾られていたり、金箔で有名な金沢らしく、新幹線のホームにも金箔があしらわれていたりと、随所に「おもてなし」を感じられます。

金沢にはこの他にも、兼六園、ひがし茶屋街、近江町市場、金沢21世紀美術館、武家屋敷跡など、金沢駅の近くにたくさん観光スポットがあり、

着物レンタルして歩きたくなるような、雰囲気のいい町並みも楽しめます。

また、のどぐろやカニなど海鮮も美味しい。足をのばせば、日本で唯一 波打ち際を車で走れるスポットがあったり、山中温泉など癒しスポットも！

夜行高速バス「百万石ドリーム広島号」運賃表

運賃は乗車日によって異なりますが、平日は割安に利用できそう。百万石ドリーム広島号の普通運賃は以下の通り。

	福井駅東口	北陸小松・松任海浜公園・金沢駅前	富山駅前
岡山駅西口	5000～12000円	6000～13000円	7000～14000円
広島駅新幹線口	7000～14000円	8000～15000円	9000～16000円
広島バスセンター	7000～14000円	8000～15000円	9000～16000円

このほか、販売席数は限られるが特割もあるとのこと。詳しくは、西日本JRバス（0570-00-2424）または中国JRバス（0570-666-012）の予約センターへお問合せ下さい。

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