公開:2018/12/31 伊藤 みさ │更新:2018/12/31
尾道 くさり山(石鎚山)鎖場でプチ修行体験、千光寺の本堂裏の奇岩と絶景
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千光寺の本堂裏には、くさり山(石鎚山)と呼ばれる岩場があります。かつて修行場だった石鎚山には鎖場があり、一般参拝客ものぼることが可能でプチ修行体験ができます。頂上はすぐそこですよ。
千光寺の本堂よりも少し上に、巨石だらけのエリア「くさり山(石鎚山)」があります。
くさり山には、石鎚蔵王権現(いしづちざおうごんげん)が奉られており、大正15年に鎖を取り付けて上へとのぼれるように。しかし戦争の激しくなった昭和18年に鐘と共に供出されて以降は、忘れられた存在となっていました。
これを62年ぶり(平成15年頃)に住職さんが再度整備し、鎖を取り付け。くさり山は、平成17年から一般の参拝客もお参りできるようになっています。
“本堂からとは異なる素晴らしい眺めと奇岩がある” というくさり山(石鎚山)のてっぺんを目指し、プチ修行気分で挑戦してみました。
いざ、くさり山(石鎚山)へ!
以下が、くさり山(石鎚山)の入口。
本堂横にくさり山への石の鳥居があります
千光寺の本堂の横に石鎚山の入口があります。鳥居をくぐって階段を数段上がると、鎖場のスタート地点となる少し広い場所に出ます。
見上げると、大きな奇岩が。
階段を上がっていくと天狗の鼻のような形をした奇岩が
岩の一部に、烏天狗(からすてんぐ)が描かれていました。
その昔、このような大きな岩は信仰の対象であり、大きな岩がたくさんある尾道は僧侶の修行の場だったと言われています。烏天狗は神の使いと言われており、これが描かれているのも頷けます。
鎖場に入るには、奉納料大人100円が必要。(小学生以下は不要)
「悪天候時の参拝はできない」「子供は大人同伴で」など、鎖場の横にある注意書き看板の内容を確認したら、さっそく登っていきます!
千光寺の本堂裏で、鎖場プチ修行にトライ
最初は軽めの傾斜で上りやすいですが、
くそう、鎖がキンキンに冷えてやがる…
頂上が近づくにつれて、腕力・握力が必要な角度になっていきます。もし危険を感じたら無理は禁物です。
でも諦めない。
頂上はもう見えている
鎖場はそんなに長く続くわけではない為、体力に自信のない方でなければ “プチ修行” 感覚でトライできます。なお、鎖を使わずに横から上がっていける場所もあり。
石鎚山の頂上に到着!
なんとか上まで登りきりました! 頂上には、石で出来た小さな祠があり、石鎚山のご本尊が奉られています。
お参りを済ませて振り返ると、尾道の絶景が広がっています!
千光寺の本堂からも眺めはいいのですが、一段上い場所まで頑張ってのぼった分の達成感も加わり、とても良い眺めで気持ちいい。
怖かったけど眺めは最高。冬は手袋持参をオススメする。
動画で見る「石鎚山の鎖修行」入口から山頂まで
以下の動画は、くさり山(石鎚山)の入口から山頂までのぼっていく様子。
頂上のスペースはとても狭いため、他の人と譲り合いながら参拝を。また、鎖場は下るときもドキドキするので、挑戦する方は十分ご注意ください。
下りもお気をつけて
このほか、尾道市内では浄土寺本堂から「奥の院」に向かう場所でも “鎖場体験” ができます。
くさり山(石鎚山)鎖修行 | |
---|---|
住所 | 広島県尾道市東土堂町20 千光寺の本堂裏 |
奉納料 | 大人100円、小学生以下は不要。 |
備考 | 千光寺の本堂横に石鎚山への入口あり。入口から頂上までの所要時間は10分程度。石鳥居の横には案内板があります。 |
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