公開:2019/03/08 Mika Itoh │更新:2021/04/24
尾道駅、新駅舎をお披露目!グルメ・お土産・レンタサイクルに展望デッキも
- タイトルとURLをコピー
- 尾道市 スポット 観光
JR尾道駅の新駅舎が完成、2019年3月10日にリニューアルオープンします。新駅舎は2階建てで、コンビニ、飲食店、レンタサイクル、観光案内所や簡易宿泊施設も誕生した。
建て替え工事が行われていたJR尾道駅(広島県尾道市)の駅舎が完成。2019年3月10日の開業日を前に、報道陣に新駅舎が公開されました。
改札口を出て正面右手に「おのたびゲート」と名付けられた斬新なデザインの階段が。その階段の脇には、観光案内所(尾道観光協会)があり旅をナビゲートしてくれます。
かつての駅舎は、小さいながらもレトロで雰囲気のある駅舎でしたが、
写真は建替え前の尾道駅舎
建替えた新駅舎は、瀬戸内エリアを周遊する観光客の新たな拠点に相応しい、立派な佇まいへと変身。
尾道の街並みにも合うようにと、テーマカラーの「グリーン」が、壁のタイルやロッカーなど、様々なところに使われています。
動画で見る、生まれ変わった尾道駅
新しくなった尾道駅の様子は、以下の動画より。
駅の主要施設である改札口、みどりの窓口(6時~22時)、待合席、観光案内所のほか、コンビニや「おのまる商店」「食堂ミチ」などの飲食店も1Fにあり。
尾道は人気観光地であるため、コインロッカーも充実。また「おのまる商店」の隣にはレンタサイクル店も置かれています。
2Fには、夜23時まで営業する「喫茶NEO」、簡易宿泊施設の「m3 HOSTEL(エムスリーホステル)」、フリースペースの「ブックラウンジ」や展望デッキがあり、駅前に広がる尾道水道が一望できる自慢の風景が広がります。
尾道駅の改札口には、トワイライトエクスプレス瑞風の専用ゲートも
尾道駅は、豪華寝台列車・トワイライトエクスプレス瑞風(TWILIGHT EXPRESS 瑞風)が立ち寄り観光を行う土地でもあるため、瑞風の専用出入口が設置されています。
この特徴的な扉は、普段は施錠してあり「トワイライトエクスプレス瑞風」が停車するときにだけ使用されるとのこと。
ちなみに、下り線のホームから駅前広場まではバリアフリーのため、段差なく駅前までスムーズに出ることが可能。なお、駅にはエレベーターも有り。
尾道駅1F、コインロッカーと観光案内所
改札口を出ると、右手にコインロッカーがズラリと並んだ待合所があります。
中央に木製のベンチが置かれ、その周りを囲むようにコインロッカーが並んでいます。
コインロッカーもグリーン一色!小型、中型、大型、特大と、4タイプのコインロッカーが用意されており、現金と交通系ICカードで利用できる。また、コインロッカーのそばに公衆電話が置かれています。
尾道駅の観光案内所(尾道観光協会)
待合所の奥、階段のデザインと一体型になっている空間が、観光案内所(尾道観光協会)。
観光案内所は9時~18時まで営業。窓口周辺には、しまなみ海道の観光パンフレットが取り揃えられています。また、尾道は「映画の街」でもあることから、様々な作品の舞台にもなっています。
観光案内所には大林宣彦監督作品の「ロケMAP」も置かれていました。その他、オススメのサイクリングコースを教えてくれたり、サイクリングマップなども有り。
また、外国人観光客に対応するため、英語対応も可能となっています。
尾道駅「おのたびゲート」
観光案内所の後ろには、2階へ上がる階段となっています。
ここは「おのたびゲート」と名付けられており、
駅から始まる旅の玄関「ゲート」としての役割を果たしたいと、象徴的なデザインになっています。書棚のように細かく区切られたスペースには、尾道の街を感じられる地域の自慢の品々などが飾られています。
充実のお土産!尾道駅のセブンイレブン ハートイン
尾道駅のコンビニは、セブンイレブンとハートインの合体店舗。ここには、尾道や広島のお土産が充実しています。
コンビニの一角に専用コーナーが設けられており、はっさくゼリーや尾道ラーメン・レモン関連商品など、尾道独自のお土産からお馴染みのお土産、お酒まで様々なモノが揃います。
そのほか、おにぎりやお惣菜・冷凍食品・生活用品や、マルチコピー機、セブン銀行ATMなどもあり。尾道駅のコンビニは24時間営業ではなく、5時30分~23時30分までの営業となる予定。
【閉店】おのまる商店、おにぎりスタンドやローカルファストフードも
※おのまる商店は閉店しました、ご注意下さい。以下は過去の様子。
コンビニの向かいにあるのが、おのまる商店。
おのまる商店の入口には、尾道や広島県産の海の幸をくるんだ「おにぎりスタンド」があり。このおにぎりは、漁師が船上で食べやすいように作られた「江波巻き」にヒントを得てつくられたものだそう。
「せとうち巻き」と名付け、尾道駅の新駅舎の誕生と同時に新たに登場した尾道の新グルメとなっている。
中にはイートインスペースもあり、しまなみミカンジュースや、八朔レモネード、ポテト&瀬戸内フィッシュフライなどの軽食メニューのローカルフードも味わえるほか、漬物や土産物の販売もあり。
おにぎりスタンドは7時30分~17時までの営業だが、カフェスペースは19時まで営業する。
【閉店】尾道駅のレンタサイクル
※このお店は閉店しました、ご注意下さい。以下は過去の様子。
おのまる商店の奥には、レンタサイクルのコーナーが設けられており、こちらで自転車を借りてしまなみサイクリングを楽しむことが出来る。
しまなみ海道を途中までサイクリングで楽しんで、サイクルシップに乗って尾道駅まで帰ってくることも可能。サイクリストでなくても気軽に自転車でしまなみサイクリングを楽しめる。
自転車のレンタルは予約(0848-29-9335)も可能。営業時間は、9時~17時まで。
【閉店】尾道の郷土料理が味わえる、食堂ミチ
※食堂ミチは閉店しました、ご注意下さい。
尾道駅の一番西側で、ちょっと目立たない場所にひっそりと店を構えているのが「食堂ミチ」。まちの大衆食堂として、昼は定食、夜は仕事帰りに一杯も。
中に入ると小さなスペースにカウンター席あり、郷土料理を気軽に味わえる。営業時間は、昼が11時~14時、夜は17時~22時と平日はクローズタイムがあり、土日祝は11時~22時まで営業。水曜は定休日となる。
尾道駅2階、展望デッキ
斬新なデザインの階段「おのたびゲート」をあがって2階に行くと、気持ちのいい眺めが広がる展望デッキがあり。
展望デッキからは尾道駅前の風景と尾道水道が眺められます。
一部、1階に光を下ろすためにガラス屋根になっている部分もあり。
【閉店】尾道駅2階、ブックラウンジ
以下は、2階にある「ブックラウンジ」。
※ブックラウンジは撤退しています、ご注意下さい。以下は過去の様子。
ブックラウンジの中央に置かれているテーブルは、旧駅舎の梁を使用して作ったもの。
古いものから現代のものまで、様々な時代の本がセレクトして置かれ、自由に本を読んだり寛ぐことの出来るフリースペースとなっています。
このブックラウンジの横に宿泊施設「m3 HOSTEL(エムスリーホステル)」のフロントあり。ホテルの詳細は、こちらの記事で。
夜も楽しめる喫茶NEO
※追記:喫茶NEOは閉店しました、ご注意下さい。以下はオープン当時の様子
ブックラウンジと同じ空間に作られているのは、夜も楽しめる「喫茶NEO(ネオ)」。
尾道の雰囲気にあわせ、少しレトロで落ち着いた店内では、喫茶メニューを楽しめます。ランチタイム、ティータイム、ディナータイムで少しずつ提供メニューが変わり、夜はお酒も楽しめる。席数は64。
大きな窓から光が差し込む開放的な空間となっています。
尾道の玄関口として新しく生まれ変わった、JR尾道駅。
間口が広くなり、吹き抜け構造になっている新駅舎は、明るく眺めも良いため瀬戸内の雰囲気をより感じられる空間になっています。ぜひ、2階にもあがって新駅舎からの眺めを楽しんでみては。
関連:2021年4月にテナントがリニューアルオープンしました
JR尾道駅 | |
---|---|
住所 | 広島県尾道市東御所町1−1 |
時間 |
|
駐車場 | 専用駐車場なし、近隣に有料パーキングあり |
TEL | 0848-22-4724 |
備考 | 尾道グルメ / 尾道スポット / 周辺おでかけマップ |
※内容は執筆時のものです。
- 当サイトの掲載内容は、公開時点または取材時点の情報です。最新記事・過去記事に限らず公開日以降に内容が変更されている場合がありますので、ご利用前に公式の最新情報を必ずご確認下さい。
- 記事の内容については注意を払っておりますが、万一トラブルや損害が生じても責任は負いかねます。ご自身の判断のもとご利用ください。
- 当サイトではアフィリエイトプログラムを使用しています。
あわせて読みたい
- 秋の尾道一望スポットで!ロープウェイまつり開催、キッチンカーやお茶振舞いも
- 犬の日に「わんこ祭」尾道・因島で飼い主と愛犬のお祓い、犬柄のお守りも
- 無数のぼんぼりで照らす 尾道灯りまつり、秋の夜の散策へ
- 尾道市因島フラワーセンター、無料開放している花と緑がテーマの公園!イベント会場にも
- 因島の造船会社が花火を打上げ!いんのしまサマーフェスティバル
- しまなみ映画祭 初開催!アニエスベー メインスポンサーに迎えマルシェやイベントも