大竹ひな流し「ひな祭りの原型」と言われる伝統行事
広島県大竹市では2023年3月5日に「ひな流し」が行われます。ひな祭りの原型といわれる「ひな流し」は、女の子の厄除けや幸せを願って川へ流す昔ながらの「ひな祭り」。
大竹市の春の風物詩となっている「ひな流し」が、2023年3月5日に開催されます。主催は大竹市青少年育成市民会議。
大竹ひな流しは、女の子の厄除けや幸せを願って手作りの“流し雛”を川へ流す、長く続いている伝統行事。広島県で「ひな流し」を行っているのはおそらく、大竹市だけではないでしょうか。
雛を流す「大竹ひな流し」 / 過去の様子
大竹ひな流しは、小瀬川流域の4ヶ所(木野両国橋下流の河原、青木神社前の河原、住吉神社前の河原、防鹿前渕渡前の河原)で実施されます。
流し雛の材料は、2月15日から配布スタート
例年「流し雛」は会場で手作りしていますが、今年は新型コロナ感染拡大防止のため現地での「流し雛作り」はなし。
材料は大竹市民会議事務局(大竹市立戸1-6-1)にて配布され、自宅で作ったものを持参する形となる。なお、配布は先着300セット(2月15日~28日までだが無くなり次第終了)。
メイン会場・木野両国橋下流での流し始めは11時から。問合せは0827-28-5680(大竹市青少年育成市民会議事務局)まで。
願いをのせ「流し雛」を川へと浮かべる / 大竹ひな流し
ひな祭りの形いろいろ「ひな流し」に「つるし雛」など
今では珍しい行事となった「ひな流し」ですが、雛祭りの原型は「ひな流し」だったと言われています。また、地域によっても「ひな祭り」の形はいろいろあり、
雛を吊るして飾る「つるし雛」も。
つるし雛は、福岡・山形・静岡が有名で、呼び名は福岡県では「さげもん」、山形県では「傘福」、静岡県では「雛のつるし飾り」とそれぞれ異なりますが、華やかな『つるし雛』が親しまれています。
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