安渡島灯台、江田島や広島港を見守る海の道しるべ
能美島(広島県江田島市)と似島(広島市南区)の間にある灯台、安渡島灯台(あんどしまとうだい)。足場だけのかなり小さな島に白い灯台が建てられ、海の安全を見守っています。
広島湾に浮かぶ、能美島 (広島県江田島市)。広島港からフェリーで江田島に向かうと、途中 見えてくるのが安渡島灯台(あんどしまとうだい)です。
大きな岩のような足場があるだけの小さなこの島は、安渡島(あんどしま)。
松などの草木が灯台の周りにだけ生えていて、まるで灯台を守っているかのよう。小高い場所に、白い灯台が建てられています。
江田島の小さな島から海を照らす、安渡島灯台
安渡島灯台に近づいてみると、船がつけられるように係船柱(けいせんちゅう)がありました。
海の真ん中に立てられているため、船着き場のコンクリートは下のほうが波で少し浸食されていました。階段を登っていくと、灯台へと続く細い道があります。
安渡島灯台がつくられたのは、昭和42年。
その後、昭和60年に改築が行われています。
安渡島灯台がある場所
周りを見渡すと…
灯台の南側には牡蠣筏や江田島が見え、西側には宮島や大竹のコンビナートも薄っすら見えます。
安渡島は地図にも載っていない小さな島(Googleマップでは、ポイントされるもののズームしても島は描かれていない)ですが、
夜には真っ暗になる海を渡る船舶のために、明かりを灯して注意を促しています。ちなみに、2010年からは灯台のライトをLED(発光ダイオード)に変えたのだとか。
広島港から発着している三高港行きフェリーからも安渡島灯台を見ることができますよ。
安渡島灯台は今日も「みちしるべ」として広島湾の安全を見守っています。
その他、広島県の灯台いろいろ
- ウミネコにも人気の灯台「白石灯台」
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[ 瀬戸内海の島めぐり ]
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