公開:2014/11/02 伊藤 みさ │更新:2024/07/28
太刀魚(タチウオ)は立って泳ぐ!顔つきに反して可愛い一面も
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- 広島の地魚・瀬戸内の魚介類
銀色で細長く、ウロコのない魚・太刀魚(タチウオ)。ウミヘビのように長く顔つきもイカツイですが、綺麗な白身の魚でとても美味しい瀬戸内海でとれるお魚です。立ち泳ぎをするという意外な一面も。
瀬戸内で獲れるお魚、太刀魚(タチウオ)。ウロコがなく、キラキラっとしたボディと獰猛(どうもう)な顔つきで「海のギャング」とも呼べそうな出で立ちですが意外にカワイイ一面を持っているという。
「太刀魚は、立って泳ぐんよ」
地元の漁師さんから聞いた、意外な事実。立って泳ぐ魚は珍しいため水族館では太刀魚を展示しているところもあり、宮島水族館でも見ることができます。
見た目では長いボディをうねらせてすばしっこく泳いで行きそうな感じですが、実際のところは短いヒレをピロピロと動かして立ち泳ぎ。エサは追うよりも、待っている事の方が多いようです。漁師さんによれば 立ち泳ぎしながら横に移動することもあるとか。
動きは鈍いのに、意外と仕掛けにかかりにくく 釣り糸を切るほどの鋭い歯を持つ太刀魚。「釣れそうなのに釣れない」その間合いが釣り人ゴコロをくすぐり、アツくさせるようで人気の魚です。
調理も簡単でおいしい太刀魚
恐い顔つきとは裏腹に、太刀魚の身は白くキレイ。内臓を取り出して焼き魚にすると皮も薄く柔らかく、身はフワっとして美味。「青魚・光りもの」の魚特有の生臭さもない。
たんぱくな焼き白身魚は多いですがうまみもあって個人的にも好きな魚。醤油をちょっとだけ垂らして食べるのがおすすめ。このほか、ムニエルにしても美味しいです。
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