竹原市が未来予想図「あいふる通り」10年後ビジョン公開、駅前に賑わいを!
竹原駅前「あいふる通り」を地元民が歩きたくなる、観光客が通って町歩きを楽しみながら町並み保存地区などへと回遊したくなるにぎわい創出イメージ「竹原駅前エリアウォーカブルビジョン」が公表されました
“安芸の小京都” と呼ばれ、観光やロケ地としても注目される「町並み保存地区」を擁する広島県竹原市が
JR竹原駅前エリア~道の駅たけはら、町並み保存地区へとつながる「あいふる通り」の賑わい空間再生事業『竹原駅前エリアウォーカブルビジョン』を作成したと発表しました。
駅前エリアウォーカブルビジョンとは、竹原駅前エリアの あいふる通りの道路や空き家・空き店舗・空地などを活用し、人が集まり・歩きたくなる・居心地の良い空間を創出。
陸の玄関口である竹原駅前を魅力的なものにするイメージ像のこと。
竹原駅からあいふる通り(正面から奥へと伸びる通り)を撮影した様子/2016年撮影
将来イメージビジュアルとして、通りの脇にベンチやテーブル・芝が置かれ、ここを訪れる人がテイクアウトグルメを楽しんだりブランコで親子が楽しむ様子を表現したイラストが公開。
商店街が公園化したようなイメージになっています。
竹原駅前のにぎわい創出へ10年の取り組み
竹原駅前エリアウォーカブルビジョンの策定にあたり、アドバイザーに山口大学大学院創成科学研究科 宋俊煥准教授を迎え、
地域住民・駅前商店街事業者・関係団体・山口大学学生・行政職員など官民が連携。
2005年にサンフランシスコで始まった、路上パーキングスペースを人のための空間に変える取り組み・イベント「Park(ing)Day」を竹原市でも2020年9月に実施。
竹原駅前あいふる通りの現在の問題をあぶりだすことから始まり、人工芝を活用した子供たちが遊べる場・シャッターを活用した写真やマップの展示、飲食のテイクアウトなどを行い、にぎわい・一定の経済的な波及効果も得られたという。
この実証実験などをもとに将来像を固め、この実現のために戦略も打ち出しています。
将来像の基本方針 / 竹原市 駅前エリアウォーカブルビジョンより
竹原駅前から商店街への導入部にはランドマークを起き、視覚的にも “立ち寄りたくなる”ものへ。ここから飲食もある公園ストリート、多世代交流エリア、そして「あいふる通り」と「道の駅たけはら」をつなぐ本川通りを、歩きたくなる場所に。
このビジョンへの取り組み期間は2021年~2030年の10年間とされており、実現に向けて駅前エリアが少しずつ変化していきそうです。
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