公開:2021/01/07 伊藤 みさ │更新:2021/01/07
鏡開きいつ、どうやって食べる?鏡餅のおいしい食べ方はやはりアレ
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- 雑記
お正月を終え、いつ・どうやって食べたらいいか悩む鏡餅。鏡開きの日や、鏡餅の食べ方についてご紹介。我が家のおすすめ・定番の食べ方も。
お正月に神に供える、鏡餅。日本のお正月ならではのものですが、年末年始に空気に触れ続けた鏡餅はやがて乾燥し、かたく、ひび割れてくるもの。
鏡餅が割れないうちに、おいしいうちにいただきたい!とも思いますが、“神(年神)の依り代” である鏡餅なので「松の内」が明けた1月11日に鏡開きを行うとされています。
そもそも鏡餅とは、お正月に各家に迎え祭る年神様が宿るもの。すると、鏡餅には年神様の「御霊(みたま)」が宿ると考えられています。
年神様を迎え、もてなし、送り出す期間「松の内」(一般的に元旦~7日までをいう)が明けて1月11日に行う鏡開きは、御霊の宿る鏡餅を家族で分け合って食べることで1年の無病息災を願う、という意味が込められています。(地方により松の内は15日までとするところもあり、その場合は鏡開きが20日に行われるそう)
鏡餅、鏡開きについて 参考:All About「暮らしの歳時記」
硬くなった鏡餅、どうやって食べる?
分け合って食べるために鏡餅を小さくしていきますが、鏡開きでは包丁は使わない、とされています。
丸いお餅に刃(包丁)を入れて切ることは「切腹」を連想させるといい、木槌を使ったり、手でちぎったり。そうやって細かくした鏡餅は、雑煮やぜんざい(おしるこ)に入れて食べるというのが一般的なようです。
ただ、乾燥して硬くなったお餅は焼いたり煮たりしても芯が残ってしまって美味しくいただけないことも多い。
「しばらく水に浸けて(大きいサイズなら半日程度)、レンジで柔らかくしてから手でちぎる」という方法もあるようですが、手間もかかるため、我が家では手っ取り早く「揚げて」いただくことが多い!
個人的に好きな鏡餅のいただき方は、「かきもち(揚げもち)」「あげだし風」。
まずはカビが入っていないかを確認。カビがあれば大き目に取り除きます。その後、鏡餅を細かくして(すみません、筆者は包丁使います)油で揚げる!
揚げたあとに醤油や砂糖、そのほか好みで塩や青のりなどをまぶして「かきもち」。
天つゆと大根おろしをかけて「あげだし風」。揚げ出し風の場合はナスなどの野菜と一緒にしてもボリュームと “おかず感” が出るのでおすすめです。
餅を揚げる場合はより乾燥している方が油はねも少ないので、カットしてからも少し乾燥させておくとよいかもしれません。
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