メバルは煮付けが美味しい!レシピとさばき方【瀬戸内の魚】
メバルは、から揚げや煮つけで頂くとおいしい魚。広島・瀬戸内海でも獲れる魚です。ちなみに漢字では魚へんに休と書いた「鮴」や「眼張」という字が使われています。
北海道から九州まで広い地域で水揚げされている魚・メバル。広島でも獲れるおさかなです。メバルは海岸近く・海藻の多い岩場や沖にも生息しているため、漁業者はもちろん釣り人でも釣ることが出来ます。
メバルは、冬から春にかけてが旬。メバルは群れで泳いでいることが多いため、釣れはじめたら続けて釣れます。
別名・春告げ魚とも言われているメバルは、脂身が少なく味は淡白なため、煮付け(ちょっと濃いめ)がよく合い、塩焼きや唐揚げなどでも食べられます。
ギョロリと大きな目をしているので、メバル(眼張)
メバルの名前は、その見た目から付いたと言われています。ギョロリと大きな目をしているため、メバル(眼張)。
メバルは、エラや背びれのトゲが鋭いので、さばく時はご注意を。メバルをさばく時には、手袋やタオルを使って手に刺さらないようにするのがオススメ。
メバルは眼力がハンパない
メバルはカサゴの仲間ですが、瀬戸内海や東京湾でとれるものについては、一般的にトゲに毒はないとされています。
メバルのさばき方
まずは、ウロコを包丁の背で、そぎおとします。次に、お腹に包丁を入れ、内蔵を取り出したら、流水でキレイに洗いましょう。
洗った後は水気をよくふき取り、皮に浅い切り目(×印)を入れておきます。この切り目は、素早く均等に火を通すという目的のほか、熱で皮が破れたり形が崩れるのを防ぐという意味もあります。
ここまでできれば、煮付けの下ごしらえが完成です。調理法は以下の通り。
メバルの煮つけ(2尾) 漁師レシピ
水 100ml、日本酒 100ml、みりん 大2、濃口しょうゆ 大2 …を鍋にいれて沸騰したら、千切りにしたショウガを1かけ入れます。
そこにメバルを入れ、汁を身にかけながら一煮立ちさせます。その後、お好みで添え物の野菜(筍など)を入れ、落としぶたをして弱火でコトコト15分程度煮れば、出来上がり。
煮付けのポイントは、合わせた調味料が沸騰してから おさかな を投入すること。最初から魚も一緒に入れて火にかけてしまうと、身から旨味が逃げてしまうのでご注意を。
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