8月6日平和記念式典広島地元局がTV・ネットで生中継、県はTikTok配信も

公開：2020/08/05 伊藤みさ │更新：2021/08/05

2020年8月6日、被爆から75年を迎える広島はこの日、祈りに包まれる1日となります。

1945年夏、空からのたった1発の攻撃で、何もかもが変わり果ててしまった広島でしたが、歩みを止めることなく驚異的な早さで力強く復興を遂げてきました。

2016年には現職のアメリカ大統領が初めて広島の地を訪問。平和式典でスピーチも行われました。

復興した広島の街は「進化」を続けていますが、忘れえぬ記憶と平和への強い願いを今でも、平和都市として世界に発信し続けています。

2020年8月6日も、広島の全テレビ局が平和記念式典を生放送。今年はコロナ禍にあるため、平和式典への一般参加は中止となっていますが、インターネットでのライブ中継も各社が行います。

平和記念式典の準備
式典の準備が進む広島平和記念公園（撮影は2020年8月5日）

また、今年は県がTikTok公式アカウントからもLIVE配信を行う。以下では、式典の生中継が見られるネットのチャンネルほか、関連番組の放送・上映予定などをご紹介します。

NHK広島放送局: NHK総合で8時～8時35分まで、「令和2年　広島平和記念式典」を放送。また、同日午後0時20分～ドラマ「太陽の子」のメイキングがNHK総合で中国地方向けに放送される予定。
中国放送: RCC PEACE 特設サイトにて平和記念式典のライブ配信。テレビでは7時50分～「平和記念式典」、10時35分～「おーい、聴こえますか？被爆75年・ヒロシマから」を放送。ラジオでは8時から平和記念式典中継、12時～ RCCラジオ特別番組「被爆から75年今伝えたい家族のはなし」を放送予定。
テレビ新広島: テレビで8時より式典生中継、9時50分～「被爆75年TSS報道特別番組誰がための放影研」が放送予定
広島ホームテレビ: 「ぽるぽるTV」にて8時～8時59分までライブ配信。テレビでも同時間に「被爆75年広島平和記念式典生中継」を放送。9時55分～テレメンタリー2020「揺れる平和都市～被服支廠は残るのか～」を放送
広島テレビ: 広テレ！みんさいと。にてライブ配信。テレビでは8時～「つなぐヒロシマ被爆から75年　ヒロシマの今を池上彰さんと伝える」を放送、16時50分～「テレビ派」で池上彰をゲストに迎え被爆者の声を後世につなぐために何ができるか考える

広島市のホームページでも平和記念式典のライブ中継するほか、2020年4月から広島県が運用開始した公式TikTokアカウント（@hiroshima_pref）でもLIVE配信を行うとのこと。（8月6日7時55分頃～）

平和式典への参列は、毎年誰でも自由に可能。平和公園内に用意される「一般席（いす席）」も例年7時過ぎには満席になるほどですが、2020年はコロナ禍での平和記念式典ということから規模を縮小して開催。

平和記念式典会場準備の様子
2020年は招待客のみの入場

一般席の設置は行わず、来場自粛を呼びかけ。当日は公園内への入場規制も行われます。

規模は縮小でも、平和記念式典に伴う交通規制は実施予定。周辺道路や交通機関を利用される方はご注意ください。

さらに、毎年夕方から原爆ドーム前でとうろう流しが実施されていましたが、これも中止。ただしオンラインとうろう流しが予定されています。

このほか、「被爆電車」の運行も縮小して実施。8月6日・9日の2日間に絞って実施されます。

被爆電車運行の様子

詳しくは被爆電車特別運行の記事にてご確認ください。

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